いらっしゃいませ

へようこそ!
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当店では各種ポンプ関連商品、配管洗浄剤などを取り扱っております。
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荏原ポンプ総合案内ページへ |
荏原ポンプユーザー様からの、故障やメンテナンスについて良くある質問をご紹介いたします。
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こちらのページでは荏原ポンプHPE型の故障診断やメンテナンス方法についてご案内しております。故障かな?と思われた時にご参考になれば幸いです。
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HPE型の基本仕様 |
設置場所 |
屋内・屋外 ※1 |
取扱液 |
清水 0~40℃ ※2 |
最大吸上げ高さ |
-8m(20℃) |
許容押込高さ |
7m |
ポンプ |
形式 |
渦流ポンプ |
軸封 |
メカニカルシール |
軸受 |
密封玉軸受 |
主要構成
材料 |
ケーシング |
鉛フリー銅合金 |
ケーシングカバー |
鉛フリー銅合金 |
羽根車 |
銅合金(鉛除去表面処理) |
主軸 |
ステンレス(接液部) |
ユニットベース |
合成樹脂 |
連結管 |
鉛フリー銅合金 |
電動機 |
永久磁石形同期電動機 |
制御盤 |
制御方式 |
インバータによる圧力一定制御 |
表示/スイッチ |
電源/異常/設定モード 表示灯、運転-停止/圧力設定 スイッチ |
電源 ※3 |
単相・100V(50/60Hz)
三相・200V(50Hz)、200/220V(60Hz) |
圧力タンク |
ダイヤフラムタンク(1L) |
※1 周囲温度-5~40℃、相対湿度 85%以下で結露なきこと、標高 1000m 以下、腐食性及び爆発性ガス、又は蒸気がないこと。
ただし、高温連続状態の使用では、コンデンサの寿命が短くなる場合があります。
※2 清水とは、水道水、工業用水又は井戸水で、水温 0~40℃、pH5.8~8.6、塩素イオン濃度200mg/L 以下及び
遊離残留塩素濃度 1mg/L 以下のものを意味します。
※3 電源電圧変動:±5%以内 電源周波数変動:±2%以内 電源電圧と周波数の同時変動:双方絶対値の和が 5%以内
相間電圧アンバランス:2%以内(三相機種の場合)
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〔仕様表〕
口径 |
機名 |
呼び
出力
(W) |
相・電圧
(V) |
消費
電力
(W) |
定格
電流
(A) |
要 目 |
吸上げ
高さ※1
(m)
|
始動
圧力
(m) |
許容
押込
高さ
(m) |
停止
水量
(L/min) |
圧力タンク |
給水量
(L/min) |
全揚程
(m) |
容量
(L) |
(L)封入圧力
(MPa) |
20
(Rc3/4) |
20HPE0.15S |
150 |
単相
100 |
245 |
3.8 |
15 |
24 |
-8 |
15 |
7 |
1.5 |
1 |
0.12
{1.2kgf/cm2} |
25
(Rc1) |
25HPE0.25S |
250 |
390 |
5.6 |
25.5 |
26 |
18 |
25HPE0.25 |
三相
200 |
380 |
1.5 |
32
(Rc1 1/4) |
32HPE0.4S |
400 |
単相
100 |
595 |
8.3 |
30 |
32 |
23 |
0.18
{1.8kgf/cm2} |
32HPE0.4 |
三相
200 |
565 |
2.2 |
32HPE0.75 |
750 |
895 |
3.4 |
50 |
32 |
23 |
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※1 ポンプの吸上げ高さは、水温 20℃にて表示しています。
高温になると揚水しない場合があります。
〔標準附属品〕
・電源コード(2m,単相機種のみ)
・ストレーナ
〔特別附属品〕
・オプションボックス(外部信号出力用)
・BT 型圧力タンク(20L)
・砂取器(フィルタ部 70 メッシュ)
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HPE型の銘板の見方
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記号説明 |
例25HPE0.25S
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① |
口径(mm) |
② |
機種記号(ポンプ型式) |
③ |
周波数(0:インバータ、5:50hz、6:60hz) |
④ |
出力(W) |
⑤ |
相(S:単相、記載なし:三相) |
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HPE型各部の名前と役割

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故障かな?と思ったら |
症状 |
ここを確認してください |
水栓を開けても水が出ない
※停電時は作動しません(水は出ません)。 |
⇒消灯している場合は、電源が供給されていない可能性があります。
●電源プラグがコンセントに差し込まれているか、ご確認ください。
●ブレーカー、漏電遮断機が作動していないかご確認ください。
●(200V機種の場合)電源が結線されているか、ご確認ください。→こちらもご参照ください。 |
⇒「メカニカルシール固着による過負荷、砂・ゴミのかみ込みによる過負荷、短絡、
欠相、電源異常」が考えられます。
●電動機が手回しできるか、ご確認ください。
●その他、ポンプ内部の点検、短絡、欠相の有無確認、電源異常の有無確認が
必要です。サービス店などにご相談ください。 |
⇒「ポンプ締切運転によるポンプ内水温上昇」が考えられます。→こちらもご参照ください。
●フローチェッキの点検を行ってください。
●圧力センサの点検もしくは交換を行ってください。 |
※受水槽付で、低水位用フロートスイッチを接続している場合のみ。
⇒「低水位によるポンプの自動停止」が考えられます。
●吸い込み水位をご確認ください。 |
※冬場は凍結の可能性もあります。
●ポンプ及び吐出し配管の点検を行ってください。→こちらもご参照ください。 |
⇒ポンプの始動圧より押し上げ高さが高い場合、ポンプは始動しません。
●押し上げ高さをご確認ください。 |
水栓を閉めてもポンプが停止しない。
または、水を使用していないのにポンプが
時々運転する。 |
※毎分3リットル以上の漏れがある場合、ポンプが停止しません。
※毎分3リットル以下の漏れがある場合、ポンプが始動・停止を繰り返します。
●吐出し配管、給水栓からの漏れをご確認ください。 |
⇒「フローチェッキの砂詰まり・ゴミの噛み込み(停止水量の検知不良、または、逆止め機能の不良)、
圧力センサ異常、圧力タンクの空気圧低下」が考えられます。→こちらもご参照ください。
●フローチェッキの点検を行ってください。
●圧力センサの点検・交換を行ってください。
●圧力タンクの交換を行ってください。 |
水の出が悪くなった。
(給水量、給水圧力の低下) |
●吸込み水位・吸込み配管の詰まりをご確認ください。 |
●ポンプ及び吐出し配管の点検を行ってください。→こちらもご参照ください。 |
⇒ポンプ性能の低下が考えられます。
●羽根車(インペラ)・ケーシングの点検を行ってください。 |
水を使用中、ポンプが停止・再始動する |
⇒「ポンプ過熱用温度センサ異常による自動停止」が考えられます。
●ポンプ過熱用温度センサの点検・交換が必要です。 |
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■故障時の対策、メンテナンス方法など |
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日常の点検
※注意! |
点検・修理の際は必ず電源を「切」にしてください。
ポンプの急始動で怪我をしたり、感電する恐れがあります。
またぬれた手で電源プラグの抜き差しや、電源の入・切をしないでください。
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(1) 振動や騒音などについて点検してください。
平常と異なる場合は事故の前兆ですので 、故障の原因と対策 の項を参照し、早めに処置をしてください。
そのために運転日誌をつけてください。
(2) 合わせ面からの水漏れの有無を確認し、取付ボルトを増締めしてください。
電気配線の端子ビスに、緩みがないかどうか、確認してください。
(3) メカニカルシールを使用しているため、軸封部からの水漏れは、正常ならばほとんどありません。
運転開始時、少々の水漏れが認められる場合でも、その状態で運転をしばらく継続させると水漏れが減ります。
それでも漏れが止まらない場合は、運転を停止してご点検ください。
(4) 圧力センサやフローチェッキ等が故障すると、ポンプが停止しない場合があります(良くある故障の症状です)。
ポンプ及び配管内の温度、圧力が上昇するなどの不具合が発生する恐れがありますので、定期的な点検の実施をお願いいたします。
フローチェッキ弁体の弁棒部分に砂等が付着している場合は、十分にふき取ってください。
※注意! |
圧力センサとフローチェッキは、定期的に点検してください。 |
故障するとポンプが停止しなくなり、ポンプ内圧が上昇し、ケーシングなどが破壊する恐れがあります。
※注意! |
圧力センサは、絶縁抵抗測定をしないでください。 |
電子機器を搭載し、または電子機器に接続されており、故障の原因になります。
(5) 圧力タンクの封入ガス圧力は、長期間ご使用になられますと、低下する場合があります。
封入ガス圧力が低下すると始動頻度が多くなりますので、その場合は圧力タンクを新品と交換してください。
(圧力タンクの空気補充はできません。)
※注意! |
圧力タンクは、3年を目安に交換してください。 |
内部のダイヤフラムが劣化します。
※ご使用環境によっては早めに劣化することもございます。
受水槽の洗浄液や消毒液は、絶対に給水ポンプ内に入れないでください。
取扱液の遊離残留塩素濃度が高い場合、内部のダイヤフラムが早期に劣化します。
(6) しばらくの期間ポンプを運転しない場合、メカニカルシールが固着し、ポンプが始動不能となる恐れがありますので、
ポンプを運転する際には、運転ランプが消灯しているのを確認し、電動機の軸端がドライバーで軽く回ることを確認してください。 |
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電気配線
(1) 三相200V機種は、「6.外部接続図」又は制御盤カバー外面に貼り付けてある接続図により配線してください。
電源ケーブルは附属のブッシングを取り付けて、制御盤の引き込み口に固定してください。
(推奨ケーブル:HVCT 耐熱ビニルキャブタイヤケーブル/3芯/0.75mm2)
(注)各端子間の接触防止のため、圧着端子は絶縁被覆付丸型圧着端子(M3.5用)をご使用ください。
<施工上の注意>
施工上の都合により、附属のブッシングを使用しない場合には、引き込み部分を工事用隙間パテ(粘土)で埋めてください。
また、電源ケーブルに張力が掛からないように施工してください。
(2) 電動機の始動時には大きな電流が流れる場合がありますので、一次電源は、必ず専用配線としてください。
(3) 単相機種の専用コンセントは、定格 12A 以上のものを使用してください。
(4) 進相コンデンサは使用しないでください。
進相コンデンサを設置すると、コンデンサに高調波成分を含んだ電流が流れ、コンデンサに悪影響を与える恐れがあります。 (5) 接地(アース)と漏電遮断器を必ず取り付けてください。
本体へのアース線は、アース端子を使用し、確実に接地してください。 |
漏電遮断機の種類 |
電源の相 |
単相 |
三相 |
定 格 電 圧 |
100V |
200V |
呼び出力 |
150W |
250W |
400W |
250W |
400W |
750W |
定 格 電 流 |
5A |
10A |
5A |
定格感度電流 |
15mA |
15mA |
動 作 時 間 |
0.1sec以内 |
0.1sec以内 |
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(6) 電動機の絶縁抵抗を測定してください。絶縁抵抗が 5MΩ以上あれば運転に支障ありませんが、
5MΩ以上あっても急に低下している場合は異常と考えられますので、楸瑛が必要です。
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配管について |
(1) 配管はなるべく短く、かつ曲がりを少なくし、漏れのないようにしてください。
配管が長く、曲がりが多いと配管抵抗が大きくなり、水の出が悪くなったり揚水不能となったりする場合があります。
(2) ポンプに、吸込配管や吐出し配管の荷重がかからないよう、配管支持をしてください。
(3) 吸込口にストレーナ(標準附属品)を取り付けて、異物混入を防止してください。
砂の多い井戸に使用する場合は、吸込側に砂取器(特別附属品)を取り付けてください。
(4) 分解や点検時に便利なよう、吐出し側配管に仕切弁を取り付けてください。
また、押込でご使用の場合は、吸込側にも仕切弁を取り付けてください。
(5) 据付場所によって、ポンプの吐出し口の位置を変更することができます。
(吐出し口の3箇所から選択してください。)
ご希望の吐出し口に相フランジ、他の吐出し口は閉止フランジをご使用ください。
ただし、水抜き栓(水抜きフランジ)は、吐出し口②または吐出し口③に取付けてください。
吐出し口①に取付けますと、水抜き栓を使用して水抜きを行う場合、ユニットベース内の水が
十分に抜けない恐れがあります。
(6) 吸込みと吐出し相フランジは、HPE 型に附属している相フランジを必ずご使用ください。
附属品より内径が大きい相フランジの場合、O リングシールが効かず、空気の吸込みや
水漏れが生じるおそれがあります。
(7) 相フランジはステンレス製のため、炭素鋼管(SGP 管)や黄銅製の継手を使用すると、
水質によっては、電食を生じ、漏水する可能性がありますので、絶縁ソケットの使用、
または、配管や継手材料の変更を、ご検討ください。 |
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対応機種:20HPE0.15S/25HPE0.25S/25HPE0.25/32HPE0.4S/32HPE0.4 (呼び出力150W/250W/400W)
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対応機種:32HPE0.75(呼び出力750W) |
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■HPE型の消耗部品 交換目安について
良くあるHPE型ポンプの部品交換時期についてご案内いたします。
以下の表はメーカー推奨の交換時期です。
ですが、あくまでご参考までにご参照頂けますようお願いいたします。
お使い頂いているポンプのご使用状況や、環境によって交換時期は変わってまいります。
ご承知置きのほどよろしくお願いいたします。 |
消耗部品 |
使用状態・状況や故障の現象など |
目安交換時期 |
圧力タンク(アキュムレーター) |
・ポンプ停止時間が極端に短くなった時。
・取扱液の遊離残留塩素濃度が大きい場合。
圧力タンク内部のダイヤフラムが、早期に劣化しますので早めに交換してください。 |
3年 |
制御盤 |
・各運転の動作が不確実の場合。 |
5年毎 |
圧力センサ |
・動作が不確実の場合。(モーターが回らないなど) |
5年 |
フローチェッキ |
・動作が不確実の場合。(ポンプのモーターが止まらなくなる、オンオフを繰り返すなど) |
3年 |
メカニカルシール |
・ポンプから漏れが認められる場合。 |
1年、又は連続 8,000時間 |
電動機 |
・過熱したり、異常音が発生したとき。 |
3年、又は連続10,000時間 |
羽根車 |
・摩耗が激しい時、性能低下(水圧が上がらないなど)をきたした時。 |
5年 |
ケーシングカバー |
・摩耗が激しい時、性能低下(水圧が上がらないなど)をきたした時。 |
5年 |
各Oリング |
・分解・点検時、ボルトを増締めしても漏れが止まらない時。 |
随時 |
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各機種(50Hz/60Hz)→HPE(インバーター式) |
用途 |
出力 |
85
年 |
86
年 |
87
年 |
88
年 |
89
年 |
90
年 |
91
年 |
92
年 |
93
年 |
94
年 |
95
年 |
96
年 |
97
年 |
98
年 |
99
年 |
00
年 |
01
年 |
02
年 |
03
年 |
04
年 |
05
年 |
06
年 |
07
年 |
08
年 |
09
年 |
10
年 |
11
年 |
12
年 |
13
年 |
2014年~
現行機種 |
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125W |
20HP5(6).12S |
20HPSR5.12S |
20HPN5.12S |
20HPA5.12S |
20HPE0.15S |
|
20HPR5(6).12S |
20HPSR6.12S |
20HPN6.12S |
20HPA6.12S |
150W |
20HP5(6).15S |
20HPSR5.15S |
20HPN5.15S |
20HPA5.15S |
|
20HPR5(6).15S |
20HPSR6.15S |
20HPN6.15S |
20HPA6.15S |
200W |
25HP5(6).2S |
25HPSR5.2S |
25HPN5.2S |
25HPA5.2S |
25HPE0.25S |
|
25HPR5(6).2S |
25HPSR5.2S |
25HPN5.2S |
25HPA5.2S |
200W
(三相) |
25HP5(6).2 |
|
|
25HPR5(6).2 |
|
250W |
25HP5(6).25S |
25HPSR5.25S |
25HPN5.25S |
25HPA5.25S |
25HPE0.25S |
|
25HPR5(6).25S |
25HPSR6.25S |
25HPN6.25S |
25HPA6.25S |
250W
(三相) |
25HP5(6).25 |
25HPSR5.25 |
25HPN5.25 |
25HPA5.25 |
25HPE0.25 |
|
25HPR5(6).25 |
25HPSR6.25 |
25HPN6.25 |
25HPA6.25 |
400W |
32HP5(6).4S |
32HPSR5.4S |
32HPN5.4S |
32HPA5.4S |
32HPE0.4S |
|
32HPR5(6).4S |
32HPSR6.4S |
32HPN6.4S |
32HPA6.4S |
400W
(三相) |
32HP5(6).4 |
32HPSR5.4 |
32HPN5.4 |
32HPA5.4 |
32HPE0.4 |
|
32HPR5(6).4 |
32HPSR6.4 |
32HPN6.4 |
32HPA6.4 |
750W
(三相) |
32HP5(6).75 |
32HPSR5.75 |
32HPN5.75 |
32HPA5.75 |
32HPE0.75 |
|
32HPR5(6).75 |
32HPSR6.75 |
32HPN6.75 |
32HPA6.75 |
HPF(インバーター式)→HPE(インバーター式) |
- |
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04
年 |
05
年 |
06
年 |
07
年 |
08
年 |
09
年 |
10
年 |
11
年 |
12
年 |
13
年 |
2014年~
現行機種 |
150W |
20HPF0.15S |
20HPE0.15S |
250W |
25HPF0.25S |
25HPE0.25S |
|
25HPE0.25 |
400W |
32HPF0.4S |
32HPE0.4S |
400W(三相) |
32HPF0.4 |
32HPE0.4 |
750W(三相) |
32HPF0.75 |
32HPE0.75 |
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